豆額制作 その2


豆額制作3_0811

 昨日の豆額が完成したのが、上画像です。
 完成といっても、額内に配置する木片部分ができたというだけですので、額の台地の処理や木片の固定など、商品となるにはまだもう少し作業が残っています。

 同じように小さい手描きの商品にストラップがありますが、この豆額はストラップの様に一気に複数個描くのが難しい素材です。
 木片の形や大きさが不揃いなため、単純に同じ作業を繰り返すわけにはいかず、同じ画題でもそれぞれ木片に合わせて縦横の比率や、細かい配置の調整などをする必要があるのです。
 画像では、いくつか「鬼の寒念仏」があるのが見て取れると思いますが、縦長のものがあったり、小さく縮めたようなものがあったり、というのが分かって頂けるでしょうか。

 一旦、ここで別の仕事にかかりますので、この部材を利用した豆額を販売するのはもうちょっと先です。
 オンラインショップでも掲載していきますので、その際はまたご報告致します。




豆連額
大津絵豆額
豆額 「鬼三味線」 制作
豆額制作 その1
> 豆額制作 その2
Posted by: | - | 11:08 | comments(0) | trackbacks(0)

豆額制作 その1


豆額制作1_0811

 大津絵豆額の制作です。
 小さな木片に、極小の大津絵を描いていくのですが、今回は在庫が寂しくなってきた鬼図を中心に制作しています。

 豆額ではなるべく絵の全体が入るように描いていますので、特に小さく感じます。手描きのストラップもかなり小さい図となるのですが、受ける感じは、その更に半分から3分の1くらいの大きさでしょうか。

 試しに10円玉と一緒に撮ってみたのが下の画像です。

豆額制作2_0811

 伝統工芸品では小さな人形や陶器の絵付けなどで、精細な図柄を描く職人さんが沢山おられます。米粒に描くような方もおられますので、豆額程度ではそれほど細密とは言って頂けないかもしれません。
 しかし、普段大胆に、勢いを大事にと大きな絵を描いてる者としては、なかなか骨が折れる作業です。


豆連額
大津絵豆額
豆額 「鬼三味線」 制作
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豆額制作 その2
Posted by: | 大津絵制作 | 11:06 | comments(0) | trackbacks(0)

舟板衝立(小) その3


舟板衝立 「大津絵十人衆」

 彩色後、藤の花や雷光など細かい部分を加えて完成した“舟板衝立”です。

舟板衝立 「大津絵十人衆」 (Online Shop)

 衝立といっても非常に小さいサイズですので、卓上の飾りや結界に使って頂くことになると思います。
 脚を制作して衝立にした舟板は、もう全て絵を描き商品にしてしまいましたので、次は材の切り出しから始めないといけません。
 外が冷え込む前に、舟板材の加工や磨きは済ませてしまいたいところですが… もう11月も半ば、気付くと年明けということになってしまいそうです。

舟板衝立(小) その1
舟板衝立(小) その2
> 舟板衝立(小) その3
Posted by: | 大津絵制作 | 13:51 | comments(0) | trackbacks(0)

舟板衝立(小) その2


舟板衝立 制作中

 真ん中に大きな穴もあり、描く画題には悩んだのですが、“大津絵十人衆”を寄せ描くことにしました。
 藤娘などの美人画を斜めに大きく描くのも検討したのですが、上半身を切り出して描くその手法は、何れまた別の素材で試してみたいと思います。

 俳画風に崩して描いた「鬼の寒念仏」を左に大きめに配置して、残りの9種を小さめに散らします。この描き方ですと、穴も避けられますし、横長の画面にもある程度対応できます。
 ただ、一つ一つの絵は小さくなってしまいますので、迫力よりも雰囲気重視の作品になるでしょう。
 古典的な大津絵とは違い、この後やや淡く彩色して、更に細部を描きこんで仕上げです。


舟板衝立(小) その1
> 舟板衝立(小) その2
舟板衝立(小) その3
Posted by: | 大津絵制作 | 11:09 | comments(0) | trackbacks(0)

舟板衝立(小) その1


舟板衝立 制作前

 舟板に脚を付けて小さな衝立に加工したもので、幅も50cm程度と小さいものです。同じ材を使って制作した衝立が“舟板衝立 「酔鬼」”ですが、こちらは随分前に絵を描き、オンラインショップにも開店時には掲載していました。

 板の上下に釘跡があることでも分かるように、元々15cm程度の縦幅しかない舟板で、大津絵を描くには少々狭く感じます。
 大津絵に横長の絵というのは少なく、酔鬼釣鐘弁慶福は外など描ける種類が限られてしまいます。あまり同じ絵柄の衝立ばかり作ると、店にも飾り辛く、何か目新しい絵はないだろうかと思案しているうちに日が経ってしまいました。

 絵を描かないまま放置する訳にもいきませんので、ある程度妥協して制作に掛かりたいと思います。
 絵が小さくなってしまう分、逆に密度の高いイメージで行こうかと考えているのですが…。

> 舟板衝立(小) その1
舟板衝立(小) その2
舟板衝立(小) その3
Posted by: | 大津絵制作 | 11:26 | comments(0) | trackbacks(0)

平成21年 “丑” 特集


平成21年 “丑”特集

 昨日の短冊をはじめ、来年の干支用に制作してきた商品が出来上がってきましたので、オンラインショップでは“丑”特集を開始しております。
 このブログでもご紹介した“松に牛”の色紙や瓢箪など、大津絵の牛の図の作品を集めてみました。

 大津絵の店 Online Shop “丑”特集

 干支に限らず普段から描いているものもあるのですが、「童子と牛」や「牛塔」額などは、今回のみ(2009年1月末日まで)の掲載となる予定です。
 実店舗でも展示していないものもありますので、実際に店で見てみたいという方は、遠慮なくお申し付け下さい。
Posted by: | オンラインショップ | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0)

斑泥地短冊 「童子と牛」


斑泥地短冊 「童子と牛」

 斑泥地の肉筆短冊を制作する際、数枚に来年の干支用の「童子と牛」を描いてみました。
 オンラインショップにも早速掲載しております。
 “斑泥地短冊 「童子と牛」”

 短冊は極端に縦が長い構図になりますので、元の「童子と牛」に少しアレンジを加えています。
 ある程度、短冊に牛全体が入るように大きさも調整したため、「童子と子牛」といった雰囲気になりました。

 「童子と牛」は今年の新作ですが、今後も描き続けることになるかは人気次第です。
 制作依頼が多いと筆も慣れ、構図も洗練されていくのですが、なかなかそこまで人気が出る新作はありません。この牛の絵も、まだまだ変化を繰り返すのかもしれませんが、まずはその最初の一歩といったところです。
Posted by: | オンラインショップ | 11:46 | comments(0) | trackbacks(0)